着物ドレス「刺繍の牡丹・絽の黒留袖」

着物ドレスの椿屋です。こんにちは。
​今日はオーダーでお受けしたドレスのご紹介です。

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​絽の黒留袖から作りましたドレスです。
​裏地に赤を使って、うっすらと赤い生地が透けるようになっています。


お身内の結婚式に着物でご出席されたかったそうなのですが、小さいお子さんと一緒にということもあり、着物着用は諦めていらっしゃいました。
そこで「着物が着られないのなら、着物で作った洋服はどうだろう?」と思われたそうです。
最初はブログを通してのお問合せでした。

真紅の牡丹の刺繍がとっても可愛いんです!

花弁部分に少しアクがあったので、そこは金糸を上から刺繍してより華やかに変身させました。

 

「華やかな刺繍が入ったものが好き」「黒留袖で」・・・生地のお好みについてはざっくりこんな感じでお伺いし、何点か着物の画像をお送りして選んでいただき、デザインは絵を送りあって決めていきました。

​先のケープワンピースのお客様もそうなのですが、オーダーから納品まで全てメールやメッセンジャー、LINEなどでのやり取りのみで進めました。

FAXやお電話でももちろん大丈夫です。

オーダーをお受けするたびに思うのですが、ご多忙な方がとても多いのです。
​ですから、出来るだけお送りする内容をまとめて、やり取り回数を少なくするように心がけています。

 

オーダーの流れですが、

デザイン決定・お客様より採寸表を元にサイズお送りいただく

椿屋より試作品(仮布)を郵送​
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修正部分を教えて頂き、大幅修正の場合は再度試作品を椿屋より郵送

着物地で制作・納品

ざっくりとですが、このような流れです。
(詳細はこちらWORK FLOW

 

これはベルト部分の飾り。

​このビーズのついたベルト以外に、リボン結びできるようなベルトもあったらとのことでしたので、今度追加納品いたします。
​このような感じで、着用後にちょっとずつカスタマイズしていくのも良いなぁと思います。
​せっかくその方のためだけにお作りする一点ものですので、色々なシーンで、その時々の着方で、長く楽しんで頂けたらと願っています。

 

それではまた。

 

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『Kimono Beauty』

椿屋 着物ドレス

着物ドレスの椿屋です。こんにちは。

今日は、江戸中期から昭和初期までの着物のことが色々とわかる本のご紹介です。

 


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『Kimono Beauty』
 

 

いま読んでいる本が面白いです。

図書館でたまたま見つけたのですが、どうやら2013年に5都市(千葉・福岡・奈良・島根・群馬)の美術館で開催された『Kimono Beautyーシックでモダンな装いの美 江戸から昭和』という展覧会の図録として出版されたもののようです。

 


江戸時代中期から昭和時代初期に至る約200年間のきものを通史的に紹介しています。

帯や髪飾り、また絵画に見るきものの美や日本女性の美意識といったものまでもが、写真と文でわかりやすく説明されています。

 


図書館で何となく手に取りパラパラと見たときに、昔の着物の写真と上村松園・鏑木清方・高畠華宵といった自分の好きな画家たちの絵が一度に見られていいなあと思い、借りてきました。

さらりと眺めようというつもりでしたが、文章が興味深くてついつい読み込んでしまいます。

着物が西洋で知られるようになった流れも載っていました。
「着物」という決まったデザインの中に、染めや織りで表現される繊細な色柄は、華やかなドレスを着る文化の人々の目にさぞ興味深く映ったのだろうと思いました。

富裕層の間では、日本から渡ってきた着物を布に戻し、洋服に仕立て直すという流行が広がったこともあるようです。
「典型的な江戸後期の上流武家階級の小袖は、とりわけ女性たちに好まれた」
とありました。

制作が色々あって、返却期限までにはゆっくり読めそうにありません。
Amazonでも見つけたので買ってしまおうかなあと悩み中です。
この手の本を検索し始めると、欲しい本が次から次へと出てきて本当に悩ましいです・・・

それではまた。

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着物ドレス「アンティーク&ヴィンテージ カラフルドレス」

着物ドレスの椿屋です。こんにちは。

今日はアンティークやヴィンテージの着物をふんだんに使ったカラフルなドレスをご紹介します。

 

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着物ドレス カラフルドレス

このドレスに使われている布はすべて、いわゆる「アンティーク」とか「ヴィンテージ」と言われる着物地です。
現代では見られないような独特の鮮やかな色合いと、やさしくやわらかな絹の手触りがとても魅力的です。
お色直し用のウェディングドレスとして作りました。

着物ドレス 椿屋:COLORFUL DRESS
全部で9種類の着物地を使っているのですが、こんなに贅沢に使ったドレスは初めて作りました。

 

貴重な布を出来るだけ大切に使いたいと思っているので、構想の段階では迷いました。
でも、「古布の魅力」を思いっきり詰め込んだ、「色の氾濫するようなドレス」を一度作ってみたいとずっと思っていたので、思い切って実現させてみたのです。

 

着物地をふんだんに使ってはいますが、実はあまり布を切り刻んではいません。
気が遠くなるようなギャザーをたっぷり寄せるのが少々大変ではありますが、それを伸ばせばまた一枚の布に戻るのです。
「このドレスがいつかドレスとしての役目を終えても、布として再生出来れば、また次のストーリーを紡ぎだすことが出来るだろうか?」
そんなことを思いながら作りました。

 

求められるデザインや流行は刻々と変化してゆき、手仕事を生業とする人は減っていくのかもしれませんが、「美しい日本の絹」という布の価値を大切に思い、それを生かしてみたいと考える人は、これから先の時代にもいると思うのです。

 

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次回は着物から仕立てる洋服に「『洋』の雰囲気」をもたらしてくれる、ボタンのことをご紹介したいと思います。
それではまた。

 

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