紫陽花の浴衣のワンピース

着物ドレスの椿屋です。こんにちは。

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浴衣ワンピース 
今日から6月ですね。

大好きな紫陽花の花が、近所でも少しずつ見られるようになってきました。

 

「紫陽花」、漢字も好きな字ばかりでできていて、花を見ても文字で見ても好きだなあと思います。

紫陽花の浴衣を仕立て直してワンピースにしました。

初めから材料として購入したのですが、あまりの可愛さにほどくのを躊躇っていました・・・

私には裄が足らなかったのですが。

7/5〜7/11に藤沢小田急百貨店に出展するのですが、
「ちょうど浴衣が店頭に多くなるので、浴衣から作った洋服や帽子を広告に載せましょう」
とお話を頂きました。


「今年こそ浴衣地でワンピースを作ろう!」と毎年浴衣地を仕入れ、結局手付かず・・・というものをいくつか持っていたのですが、どれもシックなものばかり。

この紫陽花の浴衣なら写真映えするなぁ…でもなぁ…と悩みましたが、結局ワンピースにしました。

 

共布のリボンをウェストに付けましたが、これは取り外しができるので、アンティークな大きめのバックルの付いた太めのベルトなんかにしたらもっと可愛いのじゃないか、と思っています。

このデザインで、ほかの着物地からも制作予定ですが、もう少しボートネックラインっぽくしてフレンチスリーブを付けたデザインも展開してみようと思っています。

​それではまた。
 
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黒留袖ワンピース

着物ドレスの椿屋です。こんにちは。

今日は黒留袖から作るワンピースと、着物の「やけ」のお話です。

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黒留袖ワンピース
材料となる着物を選ぶ際に、いつも悩むことがあります。

生地の「色褪せ」「ヤケ」です。

(着物して着られる場合は、染め直したり、柄や刺繍で素敵に隠す、などの加工もできます。)

「ここヤケてます」という感じで目立つと諦めもつくのですが、全体的にまんべんなくやけているものなどは、「元々こういう色だったのかも・・・?」という感じで、使っていいかな・・・どうかな・・・と迷います。

最終的には、生地自体が弱っていなければ、使うこともあります。
黒留袖ワンピース
写真のワンピースは、まさに「全体的に・まんべんなく」やけていた黒留袖から作りました。
地の黒はもう「墨色」に近い感じになっていて、着物としてはちょっと着られないレベルでした。​
でも柄がとても魅力的で、それは唯一無二でもあるわけで・・・
商品にするには色褪せすぎかなあと迷いに迷って、結局自分用にして人前で何度か着てみました。
黒留袖ワンピース オーダー
結果としては「服にしてしまえば、こういう色のもの、という感じで気にならないね」という意見をたくさんいただきました。
やけた着物といっても色々で、感じ方も個人差がありますが、「着物として着るにはNGでも、洋服にしてしまえばOKな例」の一つとしてご紹介してみました。

それではまた。

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ケープワンピース:卒業式

着物ドレスの椿屋です。こんにちは。
​だいぶ春らしい日々になってきましたね!
 
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​先日ケープワンピースを納品いたしましたお客様から、お写真を頂きました。
s-sama
お嬢様の卒業式にお召しになられるとのことでしたので、私もお写真頂くまでそわそわしていました。
s-sama2
朝からお天気も良く春らしい​日で、​素敵な卒業式だったことでしょう。
こんなふうに、晴れの日を一緒にお祝いさせて頂く感じ、この仕事をしていて幸せだと感じる瞬間です。
お嬢さまのこれからが益々楽しみですね。
S様、おめでとうございます!
s-sama dress1s-sama dress2
春爛漫という感じの振袖から作りました。
​鞘型の地紋の入ったつややかなシャンパンゴールドで、とても春らしい感じです。

 
そして・・・今日は桃の節句ですね。
世界中の女の子の健康と心から幸せをお祈りしています。
さらりと書きましたが、本当にそう願っています。

祖母が3月3日生まれだったのですが、「お雛様の日だからって『雛子』って名づけられちゃうところだったのよ」と言っていて、私が「えーそれだって可愛いじゃない」とやり取りしたのを毎年思い出しては、懐かしい気持ちになります。
 
3月の異名「弥生」は、草木が「いよいよ生い茂ってくる」という意味の「弥生(いやおい)」が転じたと言われているそうですね。
外に出ると沈丁花の香りや水仙の香りが楽しめる時期になりましたし、桜のつぼみや様々な木の芽がプクプクと膨らんできているのが見られるようにもなってきました。
まさに「いよいよ春!」という勢いを感じます。
​年度末という気ぜわしさもありますが、それ以上にやはり本能的に「芽吹いてくる自然」に気持ちが湧き立つ感じがしています。

今月、3月25日には、鎌倉市材木座にあります浄土宗大本山光明寺のイベント『寺つど』に参加します。
浄土宗神奈川教区青年会主催、若いお坊さんたちが企画している楽しいイベントです。
​「観桜祭」との同時開催です。

次回詳細お知らせします。
それではまた。
 
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「地味な色こそ流行の先端」の江戸後期〜明治時代

着物ワンピース 黒留め

着物ドレスの椿屋です。こんにちは。
 

前回ご紹介した「Kimono Beautyーシックでモダンな装いの美 江戸から昭和」の中に、江戸時代に流行った「シックな色」のことが紹介されていました。

今日はそのことをご紹介します。


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鮮やかなイメージのアンティーク着物ですが、江戸時代後期から明治時代の初めころは、若い女性の着る着物は振袖ですら地味な色が多かったそうです。

黒やシックな色の洋服が好きな人は現代にも多いですよね。

一つのアイテムにカラーバリエーションがある場合、黒・グレー・茶のどれかが入っていることもふつうです。

コーディネートしやすく、着ていて気分が落ち着く、というのは人気の理由に入りそうです。

 


高価な地質・染料、派手な色の使用が制限されていた江戸時代後期、制限外の色である、茶、鼠、納戸(緑色を帯びた深い青色)などから流行色が生まれやすかった、というのが、シックな色が流行った背景にあるようです。

とくに江戸では洒落で粋を好む美意識が育ち、茶系統の色も江戸時代を通して流行していました。

 


江戸時代中期以降は「○○鼠」と称する色がいくつも登場し、鼠色のバリエーションが豊富になり、江戸時代の人々はほんのわずかな色の違いにこだわり、それを楽しんでいたそうです。

「現代の感覚では『地味』に見える色こそ流行の先端だった」とあります。

鼠色=グレーのバリエーションが豊富だなんて、なんて繊細で洒落た流行なんだろう!と思わずにいられませんでした。

 


大量生産の服の中からの服選びが主流の現代では、「わずかな色の違いにこだわり」という感覚はあまりないように思います。

いや、もちろんある方もいらっしゃると思いますが、なかなか工夫が必要のように感じます。


明治40年代になるとだんだんと鮮やかな色も流行るようになってきて、現在に見られるアンティーク着物のイメージの紫などに人気が移っていったようです。

 


面白い記述がありました。

大正5年に発行された『風俗画報』のなかで、40歳近いある婦人が

「わたくしが嫁に来た時分の衣服(きもの)を一つ二つ出して見ましたが、今じゃ地味で着られません」

と言った、というものです。

 


若いときの着物が派手で着られない、なら今だってよくある話ですよね。

でもこの方のように、若いときに地味な色が世間で流行っており、40歳近くなったときにはもっと明るい色が一般的になってしまった、ということもあったわけですね。

そういった色の流行りの移り変わりの中にあった人ならではの言葉だなあと、面白く感じました。

 


「時代の移り変わりとともに街の景観は変わり、人の趣向も変化していく。そして道行く人々がまとうきものも、着実に変貌していったのだ」
と結ばれています。

土地や気候が「人の性質・気質」をつくるんだなと思うことがよくあります。
様々な国の人たちの絵やアート作品を見てもそう感じます。
ヨーロッパらしいとか、アフリカらしいとか、そう感じるものもその一つです。
色に対する感覚はやはり、周りの環境や世の中の雰囲気で変わりますよね。​

学生時代時代に、教室を見渡すと「あれ、今日は黒っぽい服が多いな」「おや、今日は赤の服が多い」なんて思うことがありまして、天気や気温、曜日の雰囲気なんかで、人が無意識に選んでしまう色ってあるのだろうか、と思ったことがありました。
深層心理にある「今日はちょっと閉じた気分」「今日は前向きでいきたい」というおもいが関わったりするのかもしれませんね。

華やかな色の着物に溢れた大正〜昭和初期という時代に大変興味を持っています。
でも、現実にはシックな色の服を着ることの多い私には、この江戸後期〜明治という時代の感覚にもまた新たに興味をそそられました。

 


それではまた。

 


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着物ワンピース「ケープワンピース」

着物ドレスの椿屋です。こんにちは。
今日のご紹介は「色留袖から作るケープワンピース」です。
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着物ドレス 椿屋 ケープワンピース
正絹(絹100%)の色留袖から作りました「ケープワンピース」。
シンプルなワンピースに、着物のように重なり合うケープをつけました。


結婚式や少し改まったお席への出席時、ノースリーブは素敵だけど肩は隠したい、でもショールはずり落ちてくるのが気になる・・・
そんなときってありませんか?。

ケープワンピースはドレスの華やかさもあるし、ショールのズレを気にする必要もありません。
重ね衿風の衿回り、バックスタイルにも和服の「合わせ」を意識したデザインを取り入れたのは
「着物の余韻」「和装の雰囲気」を残したいと思ったからです。

きっかけは小さいお子さんが二人いらっしゃるお客様からのオーダーでした。

ご友人の結婚式に参加されるためのオーダーでしたが、ちょうど七五三の前の納品でしたので、そのお詣りにも着て行かれたとのことでした。
お子さん二人と一緒のお詣り、抱っこしたり追いかけたりで大変だったそうですが、「動きやすかった!」とご感想をいただきました。

着物も着られる方なのですが、この方のように、小さいお子さんをお守りしながらだとか、「何かしらの理由で着物を着て行きたいけど着られない状況」という方も、着物ドレスをオーダーされる方に多いです。

ちなみにですが、この方はアトリエのある逗子からは遠方にお住まいで、一度お会いしましたあとは全部郵送ですすめました。
(オーダーの流れはこちらでご案内しておりますのでどうぞご覧ください『WORK FLOW』

ただいまオンラインショップの方では、セミオーダーしていただけるような準備をすすめておりますので、整い次第ご案内いたします。
 
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寒くてからだが縮こまりがちなので、ストレッチが欠かせない毎日です。
制作の合間にこまめに関節をぐるぐる・・・
気づくと水分もあまり取らずにいてしまうので、意識して温かいお茶を飲むようにしています。

そう!!
濃い目に入れたミルクティーに、市販のガラムマサラを入れたら、結構美味しいスパイシーなチャイができました!
これって一般的なことなのかな・・・??
まぁとりあえず、温まるし大変オススメです☆

次回もオーダーの制作例をご紹介したいと思います。
それではまた。

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